UNTHINKを始める。
サブタイトルは、
「軽やかに生きる、引き算の美学。」
私は1980年代生まれの、40代会社員だ。
昭和の終わりに生まれ、平成を働き、令和を迎えた。
その間、私はずっと「足し算」で生きてきたように思う。
欲しいモノを買う。
少しずつ、いいモノに買い替える。
収入を増やす。
便利なサービスを使う。
選択肢を増やす。
仕事を頑張る。
若い頃は、それが前に進むことだと思っていた。
実際、増えていくことは楽しかった。
欲しかったモノを手に入れたときの高揚感も知っている。
だから、私はモノを持つことを否定するつもりはない。
今でもモノは好きだ。
ただ、40代になって少しずつ考え方が変わった。
モノが増えれば、管理するものも増える。
便利なサービスが増えれば、契約や支払いも増える。
選択肢が増えれば、考えることも増える。
収入が増えても、それ以上に固定費が増えれば自由にはならない。
便利になるはずなのに、なぜか身動きが取りづらくなっていく。
いつの間にか私は、「増やすこと」よりも「減らすこと」に目を向けるようになった。
とはいえ、何も持たずに暮らしたいわけではない。
極端なミニマリストになりたいわけでもない。
必要なものまで手放すつもりはない。
むしろ逆だ。
本当に価値のあるものを残したい。
そのために、余計なものを減らしていく。
モノ。
お金。
仕事。
人間関係。
住まい。
情報。
通信。
ガジェット。
そして、これからの暮らし方。
一つひとつ見直していくと、自分が当たり前だと思っていたものの中にも、なくても困らないものが意外とある。
反対に、減らしてみて初めて価値に気づくものもある。
UNTHINKという名前には、一度立ち止まって、これまでの「当たり前」を考え直してみる、という意味を込めた。
増やす前に、考える。
買う前に、考える。
続ける前に、考える。
そして、必要がなければ足さない。
このブログでは、40代の会社員である私自身の暮らしを通して、その過程を書いていこうと思う。
想定しているのは、自分と同じくらいの年代の会社員だ。
20代、30代の頃に積み上げてきたものが、40代になって少し重く感じ始めた人。
かといって、今さら何もかも手放して自由になる、というほどの覚悟もない人。
そういう人に向けて書いていくつもりだ。
完成されたミニマリストの暮らしを見せるブログではない。
正解を教えるブログでもない。
私自身、まだ試行錯誤の途中にいる。
減らして失敗することもあるだろうし、一度手放したものを買い直すこともあるかもしれない。
それも含めて記録していく。
基準はシンプルだ。
必要なものを、必要なだけ。
余計な重さは背負わない。
流行より、普遍。
所有より、自由。
複雑より、シンプルに。
人生の前半は、足し算だった。
これからは少しずつ、引いてみる。
その先に何が残るのか。
UNTHINK。
軽いは正義。

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